岡山県岡山市南区新福 オレンジ歯科クリニック(一般・予防・矯正・インプラント・ホワイトニング)

痛くなる前に予防・検診
何故、予防が必要なのか?

1. 虫歯の予防は何故必要?
虫歯の治療というのは、虫歯になった歯を削り取り、代わりの
歯を詰めるということです。
残念ながら、元の通りの健康な歯になるわけではありません。
それでは、一度削って詰めてしまえば、もう大丈夫と言えるのでしょうか?
”詰め物”や”被せ物”には、お口の中の状態や毎日のケアの仕方などにも
よりますが寿命があります。
年月と共に、歯とのあいだにできたすき間からむし歯菌が入り、むし歯が
再発しやすくなります。

ちなみに、下記に詰め物・被せ物の平均寿命を記します。

白い詰め物(レジン充填)
   
5.4年
銀の詰め物(インレー)
  5.4年

銀歯(鋳造冠
  
7.1年

ブリッジ
  
8.0年
上記からもわかるとおり、従来のように悪くなってから考えるのであれば、
どんな修復物でも、

               
平均6.4年

しか,、もたないということになります。

また、歯は再生されませんので、削れば歯はなくなっていきます。
治療すればするほど、自分の歯を失っていくということです。
ちなみに、だいたい1本の歯は

                  
約4回

ぐらいの治療で失ってしまいます。
ということは、一度治療をした歯は、


 6.4年 × 4回 = 25.6年後には歯を抜かなければ
ならなくなる

という計算になります
ですから、悪くなってからする過去の結果治療ではなく、悪くならない
未来の予防治療が重要なのです。


2. 歯周病の予防は何故必要?
歯周病は、10歳代から徐々に進行していき、
歯肉をじわじわとゆっくり冒し、
30歳代の頃には80%以上の人が歯周病を持つと
言われています。
しかし、虫歯と違って痛みが出ることが少ないため、
気付かない人がほとんどです。
歯周病は自然に治ることはないので、放っておくと
症状はどんどん悪化します。
歯を支えている骨がやせてしまうと、元の通りの骨に
戻すことは極めて困難になります。
そして、気づいたときには抜くはめに・・・なんてことも
ありえる恐ろしい病気です。
しかも、数本まとめて抜けることもよくあることです。
ほとんどの方は、歯肉から血が出る、といった自覚症状を感じてから初めて
歯科医院の診察を受けに行きますが、このような症状があるときはかなり悪化した
状態なのです。
幸いにも、歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい
病気です。
定期的に歯科医院で検診を受けられることをお勧めします。


3. 検診を受けていただくメリットは?
@ 痛くない!!
当たり前のことですが、虫歯は進行すればするほど、通院回数が長くなり、
治療も痛みを伴うものとなります。
小さい虫歯であれば、1日で、麻酔も使わずに、ちょっと削って白い詰め物を
つめるだけで終了します。
もっと小さければ、フッ素を塗って終了ということもあります。
検診で虫歯や歯周病が見つかったとしても、治療を最小限に食い止めることができます。
また、定期的にフッ素塗布することで、虫歯になりにくくなります。

A 治療のための時間とお金をかけなくてよい!!
虫歯や歯周病が進行していると、治療のための来院回数が多くなりますので、
時間もかかり、料金も高くなります。
歯を失った場合には、例え保険内での診療であっても、歯を入れるのに高額な
料金がかかります。
検診の場合、3か月に1度の来院をお勧めしております。よって、来院回数は
少なくてすみます。

B 対人関係にも自信がもてる!!
実は、口臭の原因の多くは、口の中の細菌です。
虫歯や歯周病があれば、さらに口臭は強力なものになります。
自分では自覚できないことが多く、知らず知らず、相手に不快な思いを
させてしまうことが多いのです。
定期的に歯のクリーニングをすることで、歯の着色がとれて見た目が
美しくなるだけでなく、
歯の表面がつるつるになって汚れがつきにくくなります。

C 自分の歯を長持ちさせることができる!!

上記からもわかるように、定期健診を受けた場合と治療だけを受けた
場合を比較すると、年齢が高くなるにつれ、残っている歯の本数に差が
出てきます。
よって、高齢になってもご自分の歯で噛むことができます。


当医院での予防・検診について
@ 虫歯と歯周病の検査
A ブラッシング指導
B 歯石の除去
C フッ素塗布による虫歯予防
D PMTC
E 虫歯や歯周病があれば、治療計画を立ててご相談
F その他お口に関するご相談




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